太陽の恵を受けていつも心地よく過ごせるお家
ハイブリッドソーラーハウスとは、再生可能な太陽エネルギーで24時間暖房と給湯ができるよう、熱ロスをできる限り押さえる建物の工夫と、コンピュータ制御で太陽熱を効率よく暖房・給湯に利用出来る最新のソーラー技術を組み合わせた家です。
高断熱・高機密の省エネルギー住宅で、家全体にぬくもりを届けてくれるため、子供からお年寄りまで安心して暮らせます。
一年中いつもいい季節を過ごせます！
家全体にぬくもりを届けます
つくる
太陽光パネル内の熱媒液（不凍液）を暖めることで熱をつくります
たくわえる
床下コンクリート内の給熱パイプに熱媒液（不凍液）を循環させ、熱を蓄えます
あたためる
システムが停止し、温まった床下コンクリートが放熱することで家を暖めます
快適に過ごせる3つの運転モード
日差しがある時
昼間の太陽で明日の朝を暖房するには蓄熱が大切。真冬でも快晴であれば翌日分にまで及ぶ熱を蓄えます。
日差しがない時
天気の悪い日が続くと蓄えがなくなり冷えてしまいます。こんな時には補助ボイラーの助けをかりて、蓄熱温度を確保します。
暖房がいらない時
暖房が必要ない時は、太陽熱でお湯を作ります。夏ともなれば70℃にも沸き上がり、ふんだんにお湯が使えます。
比べてわかる性能の違い
エアコンでの暖房
設定温度に悩むエアコンでの暖房。26℃の設定での温風の吹き出し口の温度は45℃以上の高温になるますが、暖められた空気は天井部分に集まります。
ハイブリッドソーラーハウス
蓄熱された熱をゆっくりと室内に伝えるため、通常の床暖房とは違い、低い温度でも部屋全体がやさしい暖かさに包まれます。
床・壁・天井・窓・家具など全てを暖めることによって、全室24時間暖房の効果が表れます。
1階から2階、大きな吹き抜けまで、部屋間の温度差がなく（温度バリアフリー）、寒い浴室やトイレなどでの心臓や脳の発作が軽減できます。
暖房と給湯に優れたハイブリッドソーラーハウス
一年間を通して、暖房と比べて驚くほど少ないのが冷房にかかるエネルギー、それに比べて意外と多いのが給湯です。
ハイブリッドソーラーハウスは、再生可能な太陽エネルギーが暖房と給湯を一手に引き受けます。
不思議なことに先進国の中でも極端に暖房エネルギー消費が低い日本。欧米では全室24時間暖房のため消費エネルギーが高く、日本でも全室24時間暖房の機運が高まりつつあります。
高断熱・高気密の省エネルギー住宅が普及し、バリアフリー設計で、お年寄りから子供まで安心して暮らせますが、家中すべての室温もバリアフリーにすることで、さまざまな問題が解決できることも実証されています。
日本の家庭用用途別エネルギーの消費量
国別の家庭用用途別エネルギーの消費量
世帯あたりエネルギー消費量 [GJ/世帯・年]
出展：2014年家庭用エネルギーハンドブック（株式会社住環境計画研究所）
